
XMTradingでは、1人のユーザーが最大8つまでリアル口座を開設でき、口座間で資金を自由に移動することが可能だ。
この「資金振替」機能を使えば、取引スタイルや口座タイプに応じて柔軟な資金管理ができる一方で、ボーナスの消滅や手数料などの注意点もある。
本記事では、XMの口座間資金移動の具体的な手順と、絶対に押さえておきたい注意点を初心者にもわかりやすく解説している。
口座間移動をしたい人は、ぜひ最後まで読んでほしい。
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目次
★XMの口座間資金移動とは?
XMでは、同一アカウント内にある複数のリアル口座間で、資金を移動できる「資金振替」機能が用意されている。
以下のような運用が可能になる。
- ハイレバレッジ口座と低レバレッジ口座の使い分け
- 通貨ペアや戦略ごとの口座分割
- EA運用口座と裁量トレード口座の分離
- ボーナス対象口座とスプレッド重視口座の併用
★XM口座間資金移動の手順(PC・スマホ共通)
XMでは、同一アカウント内にある複数のリアル口座間で、資金を自由に移動することができる。
これを「資金振替」と呼び、以下の手順で簡単に行える。
【ステップ1】XM会員ページにログイン
XM公式サイトからマイページにアクセス。
登録済みのメールアドレスとパスワードでログインする。
【ステップ2】「資金振替」を選択
口座一覧画面で、資金移動元の口座の「操作」ボタンをクリック。
表示されたメニューから「資金振替」を選択。
【ステップ3】移動先口座と金額を入力
資金移動先の口座IDを選択。
振替したい金額を入力。
【ステップ4】確認して送信
内容を確認し、「リクエスト送信」をクリック。
「資金振替が完了しました」というメッセージが表示されれば完了だ。
※スマホアプリ(XMTradingアプリ)でも同様の手順で操作可能。

★資金移動時の注意点
XMでは、複数口座間で資金を自由に移動できる「資金振替」機能があるが、使い方を誤るとボーナスの消滅や手数料の発生、ロスカットリスクなど、思わぬトラブルにつながる。
以下のポイントをしっかり押さえておこう。
① ボーナスの扱いに注意
ボーナスは資金と一緒に移動するが、移動先口座がボーナス対象外(KIWAMI極口座など)の場合は消滅してしまう。
ボーナスだけを移動することはできない。
XMポイント(XMP)は移動されない。
② 通貨が異なる口座間では手数料が発生
異なる基本通貨(例:JPY→USD)の口座間で資金移動すると、0.3%の手数料が発生。
通貨変換レートにも注意が必要。
③ ポジション保有中の資金移動は避ける
ポジションを持ったまま資金を移動すると、証拠金維持率が変動し、ロスカットのリスクが高まる。
資金移動はポジションをすべて決済した後に行うのが安全といえる。
④ 有効化されていない口座には移動できない
資金移動先の口座は本人確認済みで有効化されている必要がある。
有効化されていない口座は、取引・入出金・資金振替などの操作が制限される。
有効化は口座ごとではなく、アカウント単位で行われるが、新しく追加した口座も一度ログインしてアクティブ化する必要があるのだ。
⑤ 最低移動金額に注意
資金移動には最低金額(例:500円〜)の制限がある場合がある。
金額が少なすぎるとエラーになることも。

★資金移動の活用例
XMでは最大8口座まで開設でき、資金を自由に移動できる「資金振替」機能がある。
これを活用することで、トレードスタイルや目的に応じた柔軟な資金管理が可能になる。
↓この表で活用の例を挙げる。
| 活用目的 | 口座構成 | メリット |
|---|---|---|
| スキャルピングとスイングの分離 | 高レバレッジ口座+低レバレッジ口座 | リスク管理がしやすい |
| EAと裁量トレードの分離 | MT4口座+MT5口座 | トレード履歴の把握が明確 |
| 通貨ペアごとの分割 | USD口座+JPY口座 | 通貨リスクの分散 |
| ボーナス活用とスプレッド重視 | スタンダード口座+KIWAMI極口座 | 資金効率の最大化 |
XMの資金振替機能は、単なる資金移動ではなく、トレードの目的やスタイルに応じた戦略的な運用を可能にするツールである。
複数口座を活用することで、リスク管理・資金効率・分析精度が大きく向上する。
★終わりに・・・口座間資金移動は戦略的に使うべし!!
XMTradingの口座間資金移動は、柔軟な資金管理と戦略的な運用を可能にする便利な機能。
だが、ボーナスの消滅・通貨変換手数料・ポジション保有時のリスクなど、見落とすと損をするポイントもあるため、事前にしっかり確認しておこう。
正しく使えば、XMの複数口座運用はトレードをより安全かつ効率的に進化させてくれるのだ。
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