
海外FX業者であるXMトレーディング(XM)は正しく使えば非常に魅力的なブローカーだが、国内FXとはルールや仕組みが異なるため、事前の理解と慎重な運用が不可欠である。
多くの魅力を持つ一方で、利用にあたって注意すべき点やリスクも存在する。
本記事では、XMの危険性・対策・注意点を解説している。
FXトレードに興味のある人は、ぜひ最後まで読んでほしい。
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目次
★XMの危険性
XMは多くのトレーダーに支持されているが、国内FXとは異なる仕組みや規制環境のため、いくつかの危険性が存在する。
以下に、XMを利用する際に注意すべき主なポイントを整理した。
高いレバレッジによる損失
XMは1000倍もの高いレバレッジを提供しており、少ない資金で大きな取引が可能だが、その分、失敗した時の損失も大きくなる。
出金トラブル・銀行口座凍結リスク
海外FX業者から日本国内の銀行口座への送金は、マネーロンダリング対策のために規制の対象となり、口座凍結のリスクがある。
XMの利益の出金は銀行送金のみであり、注意が必要だ。
口座凍結のリスク
ボーナスの不正利用や、複数口座間での両建て行為など、利用規約違反と判断された場合、口座凍結に至るおそれがある。
休眠口座とボーナス消滅
口座が90日間未取引または未入金状態になると、休眠口座になり保有しているボーナスやXMポイントが全て消滅する。
スプレッドの広さやスワップポイントの変動
スタンダード口座ではスプレッドが広く、一部の通貨ペアではスワップポイントがマイナスになる場合がある。
約定の遅延・スリッページ
日本時間の早朝(5時~7時)は取引量が減少し、流動性が低くなるため、スリッページが起こりやすくなる。
国内FX業者との違い
XMは日本の金融庁の認可を受けていないため、万一トラブルが発生した場合でも日本の法律による保護を受けることはできない。
口座残高によるレバレッジ制限
口座残高に応じてレバレッジに制限がかかるため、知らずに取引を続けていると、突然レバレッジが変更されて取引戦略に影響が出ることがある。

★XMで必要な対策
XMを安全かつ効果的に利用するためには、いくつかの重要な対策が必要となる。
以下に、XMでの取引において押さえておくべき対策をまとめた。
少額から取引を開始する
高いレバレッジを狙うのではなく、まずは少額で取引に慣れよう。
損失を限定させるのだ。
複数の出金用口座を用意する
入出金時に銀行口座凍結が発生するリスクに備えるのだ。
複数の銀行口座を用意しておくと安全だ。
規約をよく確認する
ボーナスや両建てに関する規約を事前に熟読しておくべし。
違反しないように注意しよう。
休眠口座化を防ぐ
定期的に少額でもよいので取引をするか、3ヶ月に一度は口座に入金するなどして、休眠口座になるのを防ぐのだ。
早朝の取引を避ける
約定力が低くなる時間帯はスリッページのリスクが高まる。
早朝の取引は避けるのが賢明だ。
XMの利用規約を確認する
XMの禁止事項や利用規約を深く理解し、絶対に抵触しないこと。
常に最新の情報を確認するのだ。

★XMの注意点
XMを利用する際には、魅力的なボーナスや高レバレッジの裏に潜むリスクを理解し、慎重に運用することが重要だ。
以下に、XMの注意点をまとめた。
- ボーナス利用のルールを理解する: XMのボーナスには、出金や取引に際して独自のルールが設定されている。ルールを理解せずに利用すると、出金時にボーナスが消滅するなどの不都合が生じるため、事前に確認することが重要だ。
- ゼロカットシステムを過信しない: ゼロカットシステムは、口座残高以上の損失が出た場合に、追加の証拠金(追証)を請求されない仕組みになっている。しかし、これは無制限にリスクを負えるという意味ではない。計画性のない取引は、短期間で大きな資金を失う原因となる。
XMは正しく使えば非常に魅力的なブローカーだが、「海外FX=自己責任」であることを忘れず、ルールと仕組みを理解した上で運用することが成功の鍵となるのだ。
★終わりに
XMトレーディングには、海外FX業者として多くのメリットがある一方で、上記のような危険性や注意点が存在する。
リスクを十分に理解し、適切な対策を講じた上で利用しよう。
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