
市議会選挙の際に悪戦苦闘する地域がある。
名古屋市昭和区である。
市議選の時期になると、同地に友達がいたら公明党の支援をお願いしますという電話がかかってくる人が少なからずいる。
公明党の候補者が落選の危機を迎えるからだ。
本記事は、なぜ昭和区の公明党候補が危うい立場に立たされるのかを述べるものである。
★公明党苦戦の理由
昭和区は住宅地で、人の入れ替わりが激しい。
そのため、安定した得票数を獲得し辛く、地元の創価学会員が獲得した票だけでは、とても当選などできたものではない。
土地柄が苦戦の理由なのだ。

★学会の秘策
落選を危惧した学会側の戦略として考案されたのが「昭和区に友達がいる奴」はその人に選挙を頼んでほしい、というものであった。
これは罵詈活以外の人も対象としており、非活は勿論、友人・知人にまで「昭和区に知り合いがいたら・・・」などと面の皮が厚い頼みごとをするのである。
池田に対する忠誠心が迷惑行為を発生させる問題は、部外者を得票の駒にするところにまで及んでいたのだ。
★昭和区の幹部が土下座
名古屋市内の某学会関連施設で昭和区の代表が泣きながら他市の学会員に援軍要請する様は「お涙頂戴」もいいところで、ただでさえ、過酷で大忙しの選挙活動中にやらねばならないことが増えるという迷惑な話である。
★終わりに
本記事を読んでいる昭和区民よ、これが選挙の度にしつこくされる理由である。
嫌なら嫌だとはっきり断らなければ集票の餌食になってしまう。
貴殿の存在は、友達という名の単なる票としか思われていないのだ。
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